有フリゲ2023

本企画もようやく結果発表という一つの節目を迎えました。
初めての試みにも関わらずここまで来れたのは、応援して頂いた皆様のおかげです。
一方で全てが成功とはいかず、応募作の3割程しかタグが付かなかったことは課題として残りました。
そのため名前からも一旦「タグ」の表記を外し、「有フリゲ2023」としました。

活動を通して様々な発見がありましたが、中でも「フリーゲームの文化が分かられていないことが分かった」のは大きかったと思います。
それもあって「2017年以降のフリーゲームの文化」の解説を公式サイトに掲載しました。
結果的にはそれによって活動の方向性がまっすぐになり、賞の基準もより明確になったと思います。

審査結果は出ましたが活動自体が終わる訳ではありません。
今後の活動としては細々と他のことにも手を出しつつ、次回の開催も考えています。
一方で企画をやり遂げる大変さも身をもって理解しました。
安定した継続のためにも、次回以降はクラウドファンディングや副賞の簡易化も検討しています。

結果発表

総評

審査結果としては計7作が見事賞に選ばれました。
入賞した7作には後日1万円相当の副賞(ギフト券予定)を授与します。

審査は良い意味で示し合わせたように評価が割れて、どれが大賞を取ってもおかしくない状況でした。
その中で見事大賞に選ばれたのは、デスゲームものの『Lotus Reverie: First Nexus』でした。
『Quantum Suicide』や『Tokyo Detectives』(デスゲーム風)も受賞し、蓋を開けてみれば3作がデスゲームでした。
図らずもリスペクトしていた、今は無き「えんため大賞」を彷彿とさせる結果が出たと思います。

残る4作はホラーで、その中で特に王道ホラーの要素を有していたのは『オカルティックデッド』と『瓦礫シリーズ』でした。
『P.M.シリーズ』も懐古ホラーが主流の現在の3Dホラーの中では王道ホラー寄りで、3Dホラーの時代感を押し進める力を感じました。
一方で『ポケットミラー~黄金の夢』は、懐古ホラーの要素を少し残しています。
審査には大きく影響しませんが、活動の方向性としては海外の2Dホラーの時代感に課題が残る結果となりました。

支援者

おのでら

souvenir circ.

えびぽ

losspass

SightHero

KIR / 結城音羽 / 日立 本国 / 小春日和 / ディス / 岡崎ゆい / りろる / TamTamGames / アライコウ / fm445 / 南戸 / ヨシ-yoshi- / ひろてく / ES@激辛 / Cotton Candy Cyanide / ほーせんか / spellyon